近年行政書士試験のコミュニティや掲示板などで、
「行政書士試験は司法試験より難しい」という
主張を見かけることがあります。
司法試験の範囲は、行政書士試験の範囲の2倍程度です。
それに加え、各科目の深さも数倍程度要求されます。
行政書士試験では40字程度で記述することが求められますが、
司法試験では2時間で3000字程度論述することが求められます。
司法試験の方が明らかに難しいのですね。
司法書士試験より難しいと言われることもあります。
これについても、同様に分析していくとやはり無理がある主張です。
結論から言いましょう。
法律系の国家資格の中で、行政書士は簡単な資格です。
◎なぜ難しいと言われるのか?
どうして行政書士試験は難しい、と言われることがあるのでしょうか?
それは、以下のような理由によるのだと思います。
【法科大学院から受験する人が増えている】
これは事実です。
しかし行政書士試験は、絶対評価の試験です。
ライバルにどんな強敵が増えたとしても、合格しづらくなるわけではないのです。
【難しいと主張することで、受験しようとしている自分を高めたい】
これが理由として大きいのではないでしょうか。
しかしこれを主張しても虚しいだけですね。
難しいと思い込むことで、解ける問題も解けなくなる場合もあります。
【記述式が採用された】
記述式が採用されたので難しい、という主張も聞きます。
マークシート形式だけの社会保険労務士試験より難しいぞ、と。
しかし記述式と言っても40字程度ですよね。
問われている内容も、超重要項目ばかりです。
これだけをもって難しいとは言えないでしょう。
【問題が難化していると言われている】
これはよく言われていることです。
20年スパンで見ると、それは事実でしょう。
しかしこの数年で、急激に難化したとまでは言えません。
・今まで問われなかったものの、範囲内で重要項目だったり…
・単なる条文知識だったり…
・理解していれば解ける問題だったり…
このような場合が多いのです。
難しい難しいと主張してハードルを上げるより、
簡単だと認めた上で、スパッと合格する方が生産的ですね。